”前職で感じたジレンマ”
前職では、手首が痛いと来院された患者様に対しても、マニュアル通りの施術を求められてい他ので患部に一度も触れることもなく終わることもしばしば。「手首はみてもらえないの?」という言葉をかけられた時に、何も応えられない自分がいました。
もう治療家としてではなく一般企業への就職も考えていた頃だったと思います。気分転換もかねて、学生時代の友達に会いました。「志事が楽しい」と話す彼女は、シナジージャパンで働いていて。とてもキラキラ輝く姿を見て、一度見学してみたいという思いが湧いてきたんです。
”前職では聞けなかった言葉”
院の見学で、いきいきと働くメンバーや施術を終えて笑顔の患者様が強く印象に残りました。院の先生に「杉山さんも働けそうですか?」と声をかけられた時に「私では、会社のためにならないと思います。」とついついネガティブに発言してしまって……。すると先生はこう返答されました。「目の前の患者様を治したら、それでいいんです」
この言葉を聞いて、入社を決めました。ここなら、間違いなくがんばれると。
”シナジージャパンが私を救ってくれた”
入社してから、いろいろな患者様との出会いがありました。93歳のおばあちゃんはお亡くなりになる寸前まで、少しくらい体調が悪くても「毎日通う!」と言って足を運んでくださって……。そんなふうに、私やぷらす鍼灸整骨院を頼って、ご来院いただける人がいるのは治療家冥利につきますね。やっと、この志事の本当の楽しさをすることができました。大袈裟ではなく、シナジージャパンが私を救ってくれたんだと思います。
ちなみに今は、産休中です。妊娠中、つわりで体調がよくなかった私に対して、在宅でできる本部の志事をつくってくれた会社の柔軟さに感謝しかありません。まずは目の前の育児に集中して、復帰後はまた現場で活躍したいと思っています。